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”空気を読む”チャットボット「モッチ」?!ロボットが空気読むってほんと?すごい会話エンジン「PECO」とは?

“空気を読む”チャットボット

皆さん、”空気を読む”チャットボットが存在することをご存知でしたか?

チャットボットと言えば、AI(人工知能)を搭載した自動会話システムで、IBM Watsonなどが有名ですが、まさかチャットボットが”空気を読む”ことができるところまで技術が進んでいるとは。。。

この”空気を読む”ことができる会話エンジンを「PECO(ペコ)」と呼ぶそうで、株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングスのグループ企業である、株式会社ワン・トゥー・テン・ロボティクスが開発した会話エンジンです。

ワン・トゥー・テン・ロボティクス社のプレスリリースから一部抜粋した内容が以下です。

従来の会話エンジンは、テキストを中心としたやりとりがベースですが、現時点ではそこで扱える情報量も情報密度にも限界があります。人工知能の次の発展には、マルチモーダルインタフェースと呼ばれる、複数の感覚を横断し連携する知能が必要だと言われてきました。
そこで、「PECO」は視覚・聴覚・触覚・感情値などの感覚情報や、ユーザー属性や記憶、環境情報などを統合して、文脈として把握することを前提に、新たに設計からやり直した会話エンジンです。センシング機能やイベント情報を取り扱うことで、”空気を読む”会話を実現します。これにより、人工知能を活用した会話をさらに加速させることを目指しています。

AI(人工知能)を活用して、チャットボットに視覚や聴覚、感情情報までを持たせてしまおうというからすごいですね。

ちなみに上述のプレスリリースの中で一部、専門的な用語がありましたので、補足します。

「マルチモーダルインタフェース」というのは、視覚や聴覚などの五感を使ってシステムやサービス、ロボットと相互にコミュニケーションやアクションが取れるインタフェースのことです。
ここでは文字ベースの機械学習がメインのAI(人工知能)の次として、五感などの知覚や感情を情報として付け加えてコミュニケーションすることが必要だと言っています。

また「センシング機能」というのはわかりやすく言うとセンサーのような機能のことで、感知した様々な情報(温度や音量、明るさ、衝撃の強さといった定量的なデータ)を計測し、数値化する機能(センシング技術)のことを言います。

では実際にこの”空気を読む”という会話エンジン「PECO」を搭載したチャットボットと会話してみようと思います。

“空気を読む”チャットボット「モッチ」と会話してみた

この”空気を読む”会話エンジン「PECO」を開発したワン・トゥー・テン・ロボティクス社の公式サイトに行くと、このチャットボット「モッチ」と会話することができます。

AIチャットボット開発

画面の中央いっぱいに登場する「モッチ」、まずは「モッチ」に自己紹介してもらいました。

AIチャットボットのモッチ

いろいろ会話しているとやたらゲームを推してきます。どうやらモッチはゲームが好きなようです。
どういったゲームができるのかと思いきや、モッチは推理ゲームが好きなようですね。

モッチがヒントを出していって、モッチが考えているモノを当てろという推理ゲームでした。

う~ん、今のところ空気を読んでるような場面には遭遇しません。

次にチャットボット「モッチ」が搭載している会話エンジン「PECO」について聞いてみました。

会話エンジン「PECO」

もっと詳しく知りたかったので、モッチにもっと詳しく教えてほしいと聞いてみることに。

チャットボット開発

モッチではわからないとのこと。そこで終わるかと思いきや、チャットボット「モッチ」は担当者に繋いでくれるということで、問合せフォームに自動で案内してくれました。

チャットボットからフォームへ

こういうところは気が利くんですね。

とはいえ、最後まで”空気を読む”という場面には遭遇することはできませんでした。
どういう場面になればチャットボットは”空気を読む”んですかね。。。
もう少し会話を進めるとそういった場面に遭遇するかもしれませんので、ぜひ皆さんもチャットボット「モッチ」と会話してみてください。

プレスリリースには”空気を読む”会話の事例なども紹介してくれています。

ちなみに公式サイトはどのページに遷移しても、チャットボット「モッチ」はついてきてくれます。
何かわからないことがあったら「モッチ」が回答してくれるし、補足もしてくれるので本当にサイトを案内してくれているように錯覚してしまいます。

チャットボットは顧客との接点向上と顧客満足度向上などいろいろなメリットを持っています。
ただ、今回ご紹介したチャットボットは今まで見てきたチャットボットのさらに一歩先に進んだチャットボットと会話したように感じます。

今回は”空気を読む”会話エンジン「PECO」をチャットボットに搭載した事例を中心にご紹介しましたが、会話エンジン「PECO」はチャットボット以外に搭載することももちろん可能です。
サイネージやスマートデバイス、リアルなロボットやIoTの延長としても利用することができるそうです。

こちらの感情や空気なども考慮して会話できるようになるといよいよ近未来のロボットの世界ですね。

 

参照元:
https://1-10robotics.com/assets/pdf/20171010-PECO.pdf

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