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メーカーと住まいとIOTのイマイチ噛み合わないお話

ここの所、住まいとIOTを連動させてプロダクトに関する発表が続いている。

まずは10月にソニー系列のソニーネットワークコミュニケーションズから「MANOMA(マノマ)」が発表され、パナソニックからは11月に「HomeX」が発表された。どちらも言わずとしれた大手メーカーからリリースされたIOTのプロダクトで住まいとの連携や住宅自体をIOT化する点を強調している。

MANOMAとは

「MANOMA」はAlexaを搭載した独自のAIホームゲートウェイを提供し、室内コミュニケーションカメラ・ロックデバイスであるQrioなどと連携しスマートホームを実現するものとの説明です。

AIホームゲートウェイは音声アシスタント対応のスマートスピーカーとネットワーク・ゲートウェイを合わせた機器で、カメラやQrioなどは独自のコントロール機能で制御するが、Alexaを搭載していることによりスキルに対応したTVのON・OFFなども行えるそうです。
また、家事代行やハウスクリニーングなどのサービス業者とも連携するとの事で、リモートでの鍵の解錠やカメラによるモニタリングを可能にしています。
費用は月額制でカメラやQrioがついてくるBASICプランで月額2980円〜(税抜※他に初期費用などあり)となっています。

HomeXとは

一方「HomeX」は家電と住宅設備を統合しクラウドにつなげる事で、生活をアップデートしていくことを目指しているIOTプロダクトで、都市型IoT住宅「CASART URBAN(カサート アーバン)として発売を開始しました。HomeXディスプレイと呼ばれるものを住宅内に埋め込み、照明のON・OFFやレシピなども見ることができます。さらには下ごしらえの仕方に関する動画なども見ることができ、調理するボタンを押すと連動している機器が自動で調理をしてくれるなどの仕組みになっています。

編集部の見解

どちらのサービスも目新しい所は見当たりません。
利用シーンとして思いつくのが、暑い日中に外からクーラーをかけておいて涼しくしておいたり、出かけるときに照明を一斉OFFにしたりという所ですが、Amazon Echoとスマートリモコンで安価に実現が可能なものです。筆者もすでにそういった使い方をしており、またしても異常に暑かったこの夏は大活躍しました。

大仰な仕掛けやこういったプロダクトを利用しなくても、すでに市場にあるものでできてしまうものを新サービスとして大々的に提案されているのは、様々な事情があるのではないかと思いますが、ますます「IOT」が陳腐にならないかと心配してしまいます。
IOTは「ちょっとこれ便利だな」「手間が省けるな」くらいのものがユーザーにちょうどいいもので広まるものなのではないかと思います。それでは大きなビジネスにならないという思考は理解できるのですが、少しでもユーザーにマッチしたサービスやプロダクトが増えることを期待しています。

© WavebreakMedia / ForYourImages

https://japanese.engadget.com/2018/10/12/sony-manoma/

https://japan.cnet.com/article/35128109/?fbclid=IwAR04xdcI4HaCeW0EBMYPLaiIoybLXFlANnr35TqK8mY6n-Z7u4YXzfPPVs0

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