BOT LABO

ロボスタの編集長に直撃!ロボットの可能性を聞いてみた(後編)

前編では編集長の”注目ロボット”をメインでお話を伺いました。
後編では”未来にこんなロボットが出てくるといいな”を引き続きロボット情報を発信するWEBマガジン『ロボスタ』の編集長・望月亮輔さんにお話を伺いました。

前編:https://botlabo.media/interview/robotstart01/

ロボットスタート株式会社 取締役 / ロボスタ編集長 望月 亮輔さん

■友達感覚のロボットが出てきてほしい!

ーー今後出てきてほしいなぁと思うロボットかありますか?

望月:
時には文句を言ったり、人を小馬鹿にしたりしながらも、冗談を言って人間を楽しませる、心を動かせるコミュニケーションが取れるロボットが出てくるといいなと思っています。

ーー相棒的な存在ってことですかね

望月:
そうですね。ロボットは人間社会のヒエラルキーを引き継ぐ必要がなく、例えば「人間社会では偉い」人にも文句を言ってもいいと思っているんです。
人間とは違うものなので、社長に敬語で話す必要もありません。
逆に偉い人にもずけずけと文句を言ったり、平等に間違いを指摘したりすることで人間にもいろいろと気づきが生まれるかもしれません。
人間を楽しませる存在でありながら人間に近づきすぎてほしくないとも思います。

ーーそういう意味では、最近よく飲食店とか銀行でPepperを見かけますが、お客様との対応のヒエラルキーに取り込まれてしまっていると思います。

望月:
良い・悪いではないですけど、企業として導入するとどうしても取り込まれてしまいますよね。
自由にキャラクター設定をしても良いと言われても導入する店舗のブランドとキャラクターがアンマッチであれば銀行に来店したお客様から見たときに「あれ?なんか違和感を感じる」と思われてしまいます。

ーー配属される場所も重要ですね。ATM周辺であればさまざまな方々が利用されると思うのである程度くだけたキャラクター性でも受け入れられると思いますが、窓口に配属される場合は客層がまだ違いますし。

望月:
そうですよね。

そういう面で言えば、チャットボットは想像力次第かつかなり自由に設計できるため導入するケースに沿ったシナリオやキャラクラー設計が必要になるのではないかと思います。

ロボットも人間に近すぎすぎると期待値が上がってしまうので、
映画によく出てくるようなアンドロイドとは別方面に進む可能性がありますね。

期待値調整ができていないと、人に近いのに喋ることができない、言葉を理解できない状況になると
失望してしまいます。
ロボットとして非常にサイズ感が大事で、小さいほどロボットが賢いと人間は認識しないのでちょっとしたことができるだけで「おっ!」と思わせることができます。

ーー頑張れっ!よくできたねっ!と応援したくなります

望月:
故にアンドロイドが非常にハードルが高くなっていますね。

■ロボスタの紹介

ーー最後に貴社メディアである”ロボスタ”についてご紹介をお願いします!

望月:
ありがとうございます(笑)
”ロボスタ”自体はまだ2年ぐらいのメディアです。
ロボットや人工知能(AI)、IoTのトピックスを中心に、最新のテクノロジーに関する情報を扱っているWEBマガジンです。ロボットやそれにまつわる企業のデータベースも掲載しており、多いときで月間で約70万人の方々が来訪いただくメディアです。

ーー凄いっ!やはり今後の軸はお話でも伺ったコミュニケーションロボットとスマートスピーカーでしょうか

望月:
もちろん注目していますが、ロボスタがロボット、人工知能(AI)、IoTの3つの軸で情報をお届けするメディアです。
人工知能(AI)、IoTはロボットに関わってくる領域だと考え取り扱いを始めました。
スマートスピーカーも今後はロボットに組み込まれる可能性が非常に高いと考えており、ロボットの周辺時術の一つだと捉えています。
ゆえに内部技術である人口知能(AI)と処理であるIoTも引き続き追いかけていきます。

ーーここまでのメディアとして育てるのは大変だったと思いますが成功した背景などありますか?

実は立ち上げ当初ロボットに関する専用メディアはありませんでした。
他の媒体では出せないけど、もっと世の中にロボットの情報を提供したいと考えている企業様が多かったことも大きいと思います。
そのニーズにうまく合致しロボスタにいろいろと協力していただいた結果ですね。
当社で作成しているロボットマップにもさまざまな企業様を掲載しておりますが、実は全企業様と繋がっています。

ーーたしかにロボット専門のメディアって珍しいなと思います。AIとかはよく見かけますが。

望月:
まだまだロボットで利益を出せないと感じている企業が多いかもしれないです。
たしかに現在ロボットで儲けることは非常に難しいので、各社チャレンジしている状況です。
もしどこかのタイミングでロボットがトレンドになればメディアも比例して作られると思います。
実際スマートスピーカー専門のメディアも出てきましたね。

ーー今後どのような方にロボスタの記事を読んでもらいたいですか?

望月:
今までは読者としてロボットに関わっている人が多いので、ロボットに興味がある人に読んでほしいと思います。
ロボットは理系のイメージが非常に強いのですが、キャラクター構築やシナリオ作成といったコミュニケーションロボットに必要な要素はハードウェア以外にもたくさんあります。
この分野は理系でなく文系の方が得意分野なのかもしれません。
ロボットを生業とすることもできると思うので、ロボットにワクワクする、面白いと思っている人にはどんどんこの業界に参入してほしいです。

ーー実は日本人が好きな分野ですよね。昔のアニメでもロボットを題材とした作品も多いので日本人の根にあるのかも。青い猫型ロボットも主人公にバシバシものを言うし、チョンマゲ付けたロボットも開発者の頭叩くし。

望月:
世界と比べると特殊かもしれません。
日本人は比較的ものに命を感じる傾向にあるので、ロボットとかに通じているので
だからロボットを題材とした作品が昔から多いかもしれないですね。

日本以外ではス便利に使おうという視点が非常に重要しされていますが
日本ではAIBOなどできることが少ないロボットに愛着を持つ傾向がありますね。

どうせ一緒にいるなら無愛想なロボットより愛着のあるロボットの方がいいですけど(笑)
この感覚がどんどんスマートスピーカーに導入されると嬉しいですね。

ーーロボット分野の躍進には日本が大きく影響するかもしれないですね。本日はありがとうございました!

聞き手:Bot Labo編集部

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