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バーチャルの時代が到来!?VTuberの活躍がお茶の間にも!?

以前紹介したYouTubeで活躍するVTuber(バーチャルYouTuber)。
キズナアイを筆頭に地上波やBS放送にも活躍の場を広げており
今やネット動画界隈に止まらない。

今回は今話題のVTuberについて当初から注目していたKAI-YOU.netの編集長にお話を伺った。
※本記事は2018年4月12日に取材した内容を元に作成しております

株式会社カイユウ 取締役副社長 / KAI-YOU.net編集長
新見 直さん

■VTuberとの出会い

—本日はお時間をいただきありがとうございます。早速ですがVTuberの勢いは如何でしょうか?

来てますよ!
お茶の間を始め、イメージキャラクターとして採用される事例も出てきました。
各種メディアにも登場し非常に注目を浴びてますね。

—テレビに出ているのはビックリしました(笑)新見さんもVTuberに注目されていたとお聞きしましたが

はい、去年の夏・秋ぐらいに話題になっているな、と思っていたところ、ちょうど友達のクリエイターたちが「ニコニコ動画」でバーチャルアイドルの配信を始めると聞いて、それを見てました。

始める前から言っていたのですが、やっていること自体は面白かったのになかなか広がらなかったのでYouTubeでやればいいのに…と思っていました。

それが“虹乃まほろ”ちゃんです。今年は本当にVTuberが盛り上がっている年でもあるので、メディアとしても盛り上げたいという思いから、虹乃まほろちゃんとコラボすることになりました。

—身近にVTuberがいらっしゃったのですね。彼女のポジションはどういったものなのですか?

KAI-YOUのニュースキャスターとしても活動してもらっています。
毎回かなりの盛り上がりを見せてくれますよ。

■VTuberとはいったい??

—VTuberってなぜそんなに盛り上がっているんですか?

バーチャルYouTuberって、2次元に親しんできたポップカルチャー好きの理想だと思うんです。
基本的にはアニメとかマンガとかゲームって、受け取るしかないんですよ。
一方的なんですけど、2次元のキャラクターとインタラクティブに会話ができるっていうのは、やはりバーチャルYouTuberならでは。
だから生放送がめちゃくちゃ盛り上がります!

実際に会話の掛け合いとかがその場でできて、投げ銭も飛び交ってすごい熱量なんです。

—バーチャルのキャラクターとコミュニケーションが取れることが重要ってことですね

もともと“YouTuber”という文化は3次元で、その文化を支えているのは、そもそも2次元に興味のない、どちらかというと学校でも目立つパリピやウェイ系の若年層が中心です。

もしかしたら、VTuberの誕生は、YouTuberというプラットフォームで、オタクとパリピを繋ぐ架け橋的な役割になるのではと思って期待しています。

—なるほど。いろんな層に受け入れられやすい立場ってことですかね

ある意味、匿名文化ってネットで普通じゃないですか。
Twitterとかもそうですし、それ自体は普通なんですけど、匿名の人格が受肉するってのは結構デカイかなと。
AIとかも同じだと思うんですけど、単にシステムとして、アルゴリズムとしてAIがあるということと、AIに肉体を受肉させてロボット化するってことって、大きな壁がある。
身体を持つことでアルゴリズム自体もどうしても変化してくるものだから、文字情報でしかなかった匿名のキャラクターが受肉することで、何か新しいものが生まれていくんじゃないかと。

ロボットってどうしても理系の人が…みたいな話になりがちなんだけど、キャラ付けとか、どうコミュニケーション取るかとか、どっちかというと文系の人ほうが得意な分野だと思う。

—いま受肉って言葉を初めて聞きましたが、キャラ付けされることに対して、日本人ってモノに神様いるみたいなの割と受け入れやすいのかもしれない

バーチャルYouTuberって、現実の肉体ではないんですよ。ロボットが肉体を持って思考プロセスが変わるって話は分かりやすいんですけど、じゃあキャラクターが擬似的な肉体を持ったときにどういうプロセスの変化をたどるのか、個人的には興味があって、今後バーチャルYouTuberがどんどん盛り上がっていって、新しいものが生まれていく過程の中で、何か見えてくるような気がします。

—まほろちゃんもインターンとしてやっていく中で、いろんな自我が生まれるのかもしれないですね

そうですね。例えば某アイドルゲームが面白かったのは、徐々に中の人とキャラクターが別の人格じゃなくて限りなく一致していったからだと思うんです。
ライブではもちろん声優さんが歌って踊るわけなんですけど、彼女達は声優でありアイドルである。
それが盛り上がりのきっかけだったと思ってますし、それこそバーチャルYouTuberも、中の人(魂)は本来いるはずなんですけど、それが受肉したキャラクターの身体と作用していく瞬間みたいなのはあるはず。
それが面白いですね。
まほろちゃんも、彼女が活動していく中で“虹乃まほろ”としか言いようのない人格が生まれています。

—世界初のバーチャルYouTuberのキズナアイさんもきっといろんな経験をして”現在”の人格が生まれたのでしょうね

僕も最初は「中の人は誰なんだろう、裏側はどうなってるんだろう」という気持ちもあったんですが、そんな疑問は無意味だと思うくらい“キズナアイ”自身になっています。
VTuberって、ボーカロイドが盛り上がったときの速度以上にめちゃくちゃ盛り上がってて、スピードが尋常じゃない。
それはキズナアイちゃんがきっかけだったんですけど、キズナアイちゃんがなんであんなに盛り上がったかって、実はまず海外で盛り上がってたんですよ。

—え、じゃあ逆輸入的な?

あまり詳細は言うべきではないと思うのですが、海外のユーザーにMAD動画的な意味で弄られているうちに人気が出てきたんです。
いまでは日本政府観光局の訪日観光大使になってますよ!
それほど海外人気が高い。

■今後のVTuber展望

—今後VTuberはどういう盛り上がりを見せてくれそうですか?

既にインフレしてますよ(笑)
声優事務所にもバーチャルYouTuberのオーディションがどんどん来ている。
これまで女性キャラが圧倒的に多かったですけど、女性をターゲットにした男性キャラもどんどん出現してくる。
そうなれば自然とイベントも増えてきますから、さらに盛り上がりを見せてくれますよ!

VRアプリ「VRチャット」も同時に盛り上がっていて、誰でもアバターをつくってバーチャル空間でなんでもできるようになってる。
クイズ大会もできるしゲームをつくって仮装アバターで遊ぶこともできちゃいます。
ここに新たなカルチャーのムーブメントがあると思っています。

—もうリアルとバーチャルの垣根がなくなりそうで怖い

VTuberの事務所も立ちがってますし、地上波に番組を持っているVTuberもいますからね。
お茶の間にどんどん進出しています。

—虹乃まほろちゃんに今後期待することを教えてください

キャスターとしてまずはキャリアを積んでもらっています。
これからも取材や報道をどんどんやってもらう予定です。
可能性の塊ですから、いろんなことにチャレンジして未来に繋がっていけばいいなと思います。

—本日はありがとうございました!編集部でも今後のVTuberに注目したいと思います!

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